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定期自主検査 平成30年 労働安全衛生法より

問題の解き方 平成30年労働安全衛生法 本試験より

 

問題の解き方について解説を進めていきます。

 

下記の問題は、平成30年 労働安全衛生法の問題です。

〔問  9〕 

労働安全衛生法第45条に定める定期自主検査に関する次の記述のうち、 正しいものはどれか。

 

A 事業者は、現に使用している動力プレスについては、1年以内ごとに1回、定期に、労働安全衛生規則で定める自主検査を行わなければならないとされているが、加工材料に加える圧力が3トン未満の動力プレスは除かれている。

 

B 事業者は、現に使用しているフォークリフトについては、1年を超えない期間ごとに 1回、定期に、労働安全衛生規則で定める自主検査を行わなければならないとされているが、最大荷重が1トン未満のフォークリフトは除かれている。

 

C 作業床の高さが2メートル以上の高所作業車は、労働安全衛生法第45条第2項に定める特定自主検査の対象になるので、事業者は、その使用する労働者には当該検査を実施させることが認められておらず、検査業者に実施させなければならない。

 

D 屋内作業場において、有機溶剤中毒予防規則に定める第1種有機溶剤等 又は第2種有機溶剤等を用いて行う印刷の業務に労働者を従事させている事業者は、当該有機溶剤作業を行っている場所で稼働させている局所排気装置について、1年以内ごとに1回、定期に、定められた事項について自主検査を行わなければならない。

 

E 事業者は、定期自主検査を行ったときは、その結果を記録し、これを5年間保存しなければならない。

 

 

労働安全衛生法の法45条定期自主検査に関しては、平成10年に択一式で1肢出題されたのを最後に20年ぶりの出題になります。

 

 

 

 

 

問題文を確認していくと、動力プレスとかフォークリフト、高所作業車とか、社会保険労務士試験の学習において馴染みのある名称が出ており、内容的には読みやすい文章になっています。

 

ただし、(A)から問題を解かれた受験生は、正誤の判断に迷い、時間も費やしてしまったことかと思います。

 

A)から(D)までの問題であれば、難問の部類に入るかと思います。

 

ただし、(E)の問題は、極めて容易です。

 

「定期自主検査の記録の保存期間は3年間」を覚えていれば、瞬時に正誤の判断が付く問題になります。

 

 

今回のように、一見すると取り組み易い問題ですが、深みにハマると時間ばかり費やしてしまいストレスの溜まる問題は、一歩引いてほんの数秒全体を見渡します。

 

全体を見渡すと(E)の問題が保存の期間と確認でき、「定期自主検査の記録の保存期間は3年間」ということで、容易に判断が付きます。

 

極端な事を言うと、(A)から(D)は読む必要もない問題になります。

 

 

最後に、労働安全衛生法の書類の保存期間のまとめです。

 

労働安全衛生法の保存期間

 

保存期間

内容

3年間

● 安全衛生委員会の議事録

● 特別教育の記録

定期自主検査の記録

5年間

● 健康診断個人票

● 面接指導の結果記録 

30年間

● (有害業務従事者の健康診断)

放射線業務、一定の特定化学物質等

40年間

● (有害業務従事者の健康診断)

石綿等

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