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社労士の試験は天井のある試験

「社労士合格するための近道」ということで進めていきます。

 

近道と言っても、3カ月で受かるとか半年で合格するという話ではありません。

 

もっともっと大きな根本的な話です。

 

皆さんは、社会保険労務士の試験を受け、一定水準以上の得点を上げれば、社労士に合格することができます。

 

この一定水準以上というのは、「選択式であれば各科目3点以上とか、択一式であれば7割以上」ということになりますが、今回は中身の水準を見ていきます。

 

 

例えば、「金融について勉強する。」となれば天井のない学習、つまりゴールの見えない学習をしていくことになります。

ゴールが見えないので、大変な作業なります。

 

一方の社会保険労務士の試験は、天井のある勉強です。

ゴールが具体的にはっきりと見えています。

 

はっきりと見えているゴールが、過去に出題された問題、つまり過去問ということになります。

 

大学受験であれば、赤本になるわけですが、皆さんが受験する社労士の過去問を見れば、合格するための水準が見えてきます。

 

繰り返しますが、過去問を学習することにより、合格のための天井を簡単に見ることができます。

 

難易度、分量、出題形式(正誤問題、個数問題、組合わせ問題)、ひっかけ問題等々のレベルを把握できるのは唯一過去問だけです。

 

従って、過去問をしっかりこなすことにより、天井を見ることができます。

 

 

何事も、敵の状況が見えないと、不安になりますが、相手が見えれば安心できるし、敵に対して適切な対応もできます。

 

その過去問の学習方法ですが、どんどん答えと解説を見て読み込みます。

 

 

どうしても問題集となれば、答えを伏せて問題を解かないと力にならないと思ってしましますが、そんなことはありません。

 

 

例えば、問題を解いて、間違ってしまった問題があるとします。

後日同じ問題を解いてみたら同じ個所で間違えてしまう。

そんな経験をお持ちの方も多いと思います。

 

下手をすると間違った答えが、頭の中に刷り込まれてしまう可能性もあります。

 

特に初学者の方は、テキストで基本事項を確認した程度で過去問を解いても歯が立たない問題が多いはずです。

 

 

生半可な知識や理解不足で過去問を解くのであれば、先に答えと解説を読んで問題に当たる方が余程効率良く学習をすることができます。

 

問題を解けば、10分かかるところを、読むだけであれば、3分程度で確認できます。

今まで、前になかなか進まなかった学習が、どんどん前に進むことができ、さらに繰り返す時間も確保することができます。

 

「社労士合格の近道」ということで話を進めていますが、要するに、過去問は解かずに、解説を先に読み、どんどん読みこなしていくことにより、効率良く学習ができます。

 

トライしてみる価値はあります。

 

 

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