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労働経済の学習の仕方

労働経済に関しては、本試験直前期に一気にできるものではありません。

 

まだ100日以上あるので、1日2つの労働経済を押さえれば、200の労働経済を余裕を持って確認することが出来ます。

 

小さなノートに、1ページ2項目を書くことを習慣づけ、隙間時間に確認する程度で十分に本試験対応ができます。

 

本試験直前期に、慌てて労働経済をスタートすれば、他の科目が気になり中途半端になってしまいます。

 

気持ちが焦り余裕がなくなってしまいます。

 

労働経済の数字の押さえ方ですが、すべてを押さえる必要がありません。

 

すべてを押さえるのではなく、最小限のポイントを押さえていきます。

 

例えば、令和3年賃金構造基本統計調査

⇒産業別にみた賃金

産業別に賃金をみると、男女計では、「電気・ガス・熱供給・水道業」(419.7 千円)が最も高く、次いで「学術研究,専門・技術サービス業」(386.9 千円)となっており、「宿泊業, 飲食サービス業」(257.6 千円)が最も低くなっている。

 

男女別にみると、男性では「金融業, 保険業」(485.1 千円)、女性では「電気・ガス・熱供給・水道業」(327.7 千円)が最も高くなっており、男性では「サービス業(他に分類されないもの)」(283.5 千円)、女性では 「宿泊業,飲食サービス業」(215.0 千円)が最も低くなっている。

 

 

上記のポイントは、

一番高いのが「電気・ガス」

一番低いのが「宿泊、飲食」

 

「電気・ガス・熱供給・水道業」の金額である419.7 千円を変えてくるような問題は出題されません。

 

 

ノートには、下記の項目を記載します。

産業別にみた賃金(賃金構造基本統計調査)

1番高いのが「電気・ガス」

2番低いのが「宿泊、飲食」

 

男女別

男性は、金融が1番

 

 

金額が気になるのであれば

産業別にみた賃金(賃金構造基本統計調査)

1番高いのが「電気・ガス」…42万円

2番低いのが「宿泊、飲食」…25万円

 

男女別

男性は、金融が1番

 

 

答えのきっかけになるキーワードをピックアップして、ノートに記載し、繰り返し読めば、十分対応可能です。

 

繰り返しますが、

 

労働経済に関しては、浅く広く、欲張らずにポイントを絞りに絞って今のうちから準備をすることが重要です。