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受動喫煙防止対策 白書

令和3年版 厚生労働白書(p247

受動喫煙防止対策の推進

 

職場における受動喫煙防止対策については、労働安全衛生法により、

2015(平成27) 年6月から労働者の健康の保持増進のための措置という位置付けで、事業者及び事業場の実情に応じた適切な受動喫煙防止措置の実施が事業者の努力義務とされ、職場における一層の取組みが求められている。

 

 また、2018(平成30)年7月に成立した改正健康増進法により、受動喫煙を防止するための取組みが義務化され、2020(令和2)年41日に全面施行された。

こうした事業者の受動喫煙防止の取組みへの支援として、中小企業事業主を対象にした喫煙室の設置の費用の助成のほか、専門家による電話相談や説明会などを実施している。