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令和3年度 育児休業取得率 厚生労働白書から

 令和3年版 厚生労働白書から育児休業に関する記述です。

 

育児に関する問題(すべて正解です。)

 

【問題】女性の育児休業取得率は90%弱である。

 

【問題】第1子出産後に半数近くが離職している。

 

【問題】男性の育児のための休業・休暇の希望者は、約4割である。

 

【問題】男性の育児休業取得率は、8%弱である。

 

 

 

仕事と育児の両立支援策の推進(p202

育児・介護期は特に仕事と家庭の両立が困難であることから、労働者の継続就業を図るため、仕事と家庭の両立支援策を重点的に推進する必要がある。

直近の調査では、女性の育児休業取得率は83.02019(令和元)年度)と、育児休業制度の着実な定着が図られている。

しかし、第1子出産後の女性の継続就業割合をみると、53.12015(平成27)年度)となっており、いまだに半数近くの女性が出産を機に離職している。

また、育児のための休暇・休業の取得を希望していた男性労働者のうち、育児休業制度の利用を希望していたができなかった者の割合は4である中、実際の取得率は 7.482019年度)にとどまってさらに、男性の子育てや家事に費やす時間も先進国中最低の水準である。

こうした男女とも仕事と生活の調和をとることが難しい状況が女性の継続就業を困難にし、少子化の原因の一つになっていると考えられる。