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数字を拾って頭に叩き込む 

回は、数字の学習法に関してです。

 

社労士の試験には、年齢、金額、日数、生年月日、計算式等々数字が出てきます。

 

選択式であれば、選択肢の5割前後が数字に絡んだものになり、択一式でも数字をさわった問題を作成してきます。

 

数字に関しては、白黒明白です。

 

白黒明白であれば、暗記するに越したことはありません。

 

例えば、労働基準法の罰則に関する数字ですが、法5条の強制労働の禁止の罰則は、労働基準法上1番重い罰則ということで皆さん覚えますが、その他の罰則は、中途半端なままなのではないでしょうか。

 

確かに、出題される可能性は低い箇所ですが、出題される可能性もあります。

1パーセントでも出題される可能性があれば、覚えるしかありません。

 

覚えていれば、得点は必ず取れます。

 

講師によっては、「1番重い罰則だけ覚えて、後は目を通してください。」

という講師も多いと思いますが、「目を通す」というのは、「覚えなさい」と言い換えます。

 

いずれにしても、数字を覚えずして合格はありえない。」と言い切れるほど数字の暗記は重要です。

 

それでは、具体的に、「数字を拾って頭に叩き込む」という話に進みます。

 

通常、テキストや過去問で数字が出てきたら、マーカーや赤ペンでチェックする受験生が多いと思います。

 

ただ、それだけでは、数字が目立っただけで、頭には残りません。

 

 

次にテキストや過去問のページをめくったときに、すぐに目に入りますが、頭にはほとんで残っていません。

徴収法の「下請負事業の分離」の数字に関しては、重要な数字なので当然覚えておく数字ですが、マーカーをしただけでは、目立つだけで、次にページをめくるまで、この数字を確認することができません。

 

つまり、復習しない限り、どんどん埋もれてしまう数字です。

 

それでは、名刺大のカードに数字を拾います。

記のカードを隙間時間などで確認するだけです。

 

何回も繰り返し覚えてしまえば、箱に寝かしておいて、頃合いを見つけて再度取り出して覚え込みます。

 

テキストや過去問で数字を拾い始めると、相当な数のカードができあがります。

そして、このカードの束を暗記したら合格に近づくと信じて繰り返し覚え込みます。

 

 

これを繰り返せば、数字に関しては、問題なくクリアできます。

 

労1に関する数字も暗記する必要がありますが、まずは失業率とか労働力人口等の基本となる数字を拾ってカードに書き込み覚えます。

せいぜい50程度です。

労1は欲張ったら切りがないので、優先は基本事項です。

 

 

最後に、本試験の前の日に、今まで書き込んだ数字のカードを前にして、「これだけの数字を完璧に覚えた」と自信を持って本試験に臨んでください。

 

力が出せます。

 

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