社労士試験に合格するためには、「苦手な科目を作らない。」ということが鉄則です。
ご存知の通り、社労士試験には足切りの制度があり、他の科目でいくら高得点を挙げても、
1科目でも合格基準点を下回っていたら合格できません。
逆に考えると、得意科目を作ることも必要ではありません。
満遍なくアベレージを挙げていく学習が必要です。
一般的に年金科目が苦手な受験生が多いのですが、年金科目を苦手にしてしまうと合格は厳しくなります。
初学者の方は、これから年金科目を学習することになりますが、まずは、あまり深追いせずに基本的な事をしっかり理解して覚えていくことが必要です。
一通り年金科目を学習し終えて、他の科目に移行しても、本試験まで毎日学習することが必要です。
10分でも20分でも欠かさず学習することが必要です。
例えば、
国民年金法で見ると
・強制被保険者とは?
・老齢基礎年金の支給要件とは?
・障害基礎年金の保険料納付要件の原則と特例は?
・障害基礎年金の年金額は?
・遺族基礎年金の支給要件は?
・遺族の範囲は?
・寡婦年金の支給要件は?
・死亡一時金の支給要件は?
・脱退一時金の支給要件は?
等々ピンポイントで学習するだけでも理解と記憶を保持することができます。
ほんの10分、20分で確認することが可能です。
繰り返しになりますが、年金を苦手科目にしてしまうと合格は出来ません。
再受験生の方は、少なくとも一通り学習をしているはずなので、
今日から本試験まで、10分でも20分でも年金の科目を学習することで合格ラインに絡んできます。