令和3年 労働組合活動等に関する実態調査
厚生労働省(令和4年6月8日 公表)
結果の概要( )内の矢印は、前回調査から傾向
労使関係についての認識
使用者側との労使関係の維持についての認識をみると、
「安定的に維持されている」59.0%(↑)
「おおむね安定的に維持されている」33.8%(↓)
「安定的」と認識している労働組合は92.9%(↑)
「どちらともいえない」5.0%(↓)
「やや不安定である」1.4%(↓)
「不安定である」0.6%(↓)となっている。
組合員数の変化
3年前(平成 30 年6月)と比べた組合員数の変化をみると、
組合員数が
「増加した」31.4%(↓)
「変わらない」25.8%(↑)
「減少した」42.7%(↑)となっている。
組合員数が増加した理由
3年前(平成 30 年6月)と比べて組合員数が増加した理由(複数回答)をみると、
「新卒・中途採用の正社員の組合加入」84.4%(↑)
「正社員以外の労働者の組合加入」14.1%(↓)
「在籍する正社員の組合加入」9.5%(↓同 14.9%)
組合員数が減少した理由
3年前(平成 30 年6月)と比べて組合員数が減少した理由(複数回答)をみると、
「定年退職」66.7%(↓)
「自己都合退職」65.0%(↓)
「正社員の採用の手控え」38.3%(↑)
参考(令和4年12月公表分は、後報)
令和3年労働組合基礎調査の概況(令和3年12 月 17 日公表)
推定組織率(雇用者数に占める労働組合員数の割合)は16.9%で、前年より0.2 ポイント低下。