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ギグ・エコノミーとは

労1の選択式に関しては、出題範囲が広く、試験対策が極めて取りにくいところですが、キーワードや世相を通して重要な個所の積み上げが重要です。

 

今回は、令和3年版の厚生労働白書(p165)からです。

問題形式で記載していきます。

 

【問題】2020年の調査では、フリーランス(本業及び副業)は、約460万人である。

 

【問題】ギグ・エコノミーとは、ンターネットを通じて短期・単発の仕事を請け負い、個人で働く就業形態のことをいう。

 

【問題】フリーランスという働き方を選択した理由は、「自分の仕事のスタイルで働きたいため」と回答した者が約6割、「働く時間や場所を自由とするため」が約4割、7割以上が「仕事上の人間関係」、「就業環境」、「プライベートとの両立」、「達成感や充足感」に満足している。

 

【問題】フリーランスとして働く障壁として「収入が少ない・安定しない」と回答した者が約6割に上っている。

 

 

 

答えは、すべて正解です。

 

P165

【副業としている者を含め、460万人がフリーランスとして働いている】

事業主と労働契約を締結するのではなく、個人の自由な意思に基づく業務委託契約等を締結して業務を行ういわゆるフリーランスは、2020(令和2)年23月に内閣官房が実施した調査によれば、本業としている者が214万人、副業としている者が248万人、 計462万人と試算されている。

さらに、近年、インターネットを通じて短期・単発の仕事を請け負い、個人で働く就業形態(ギグ・エコノミー)の拡大により、プラットフォームを経由して仕事を受注する働き方も増加が指摘されている。

 

また、前述の内閣官房の調査においては、フリーランスという働き方を選択した理由を尋ねているが、「自分の仕事のスタイルで働きたいため」と回答した者が約6割、「働く時間や場所を自由とするため」が約4割となっているほか、7割以上が「仕事上の人間関係」、「就業環境(働く時間や場所など)」、「プライベートとの両立」、「達成感や充足感」に満足している一方、フリーランスとして働く障壁として「収入が少ない・安定しない」と回答した者が約6に上っている。