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令和3年 厚生労働白書 テレワーク問題編

令和3年の厚生労働白書

白書に関する知識を問題形式によって積み上げてください。

 

2020(令和2)年4月の緊急事態宣言発出に伴い、人と人との接触減が求められる中で、政府や地方自治体から経済団体等に【  】の要請が行われた。

また、学校が臨時 休業する中で、子どもの世話の必要性からも在宅勤務の需要が高まった。こうした影響を受け、【  】が急速に広がった。

同年5月下旬から6月上旬に行われた内閣府によるインターネット調査によれば、就業者の約【  】がテレワークを経験した。

他方で、【  】の実施状況は業種や雇用形態によって大きく異なっていた。業種について見る と、最もテレワーク実施率の高い教育、学習支援業については、テレワークを実施した者の割合は半数近くに及んだのに対して、業務の中心が対人サービスである医療・福祉・保 育関係については1割弱であった。

雇用形態別に見ると、正規雇用ではテレワークを実施した者の割合は

【  】割強であったのに対して、非正規雇用では2割弱であった。

 

(解答) 

2020(令和2)年4月の緊急事態宣言発出に伴い、人と人との接触減が求められる中で、政府や地方自治体から経済団体等にテレワークの要請が行われた。また、学校が臨時 休業する中で、子どもの世話の必要性からも在宅勤務の需要が高まった。こうした影響を 受け、テレワークが急速に広がった。同年5月下旬から6月上旬に行われた内閣府による インターネット調査によれば、就業者の約3分の1がテレワークを経験した。

他方で、テレワークの実施状況は業種や雇用形態によって大きく異なっていた。業種について見る と、最もテレワーク実施率の高い教育、学習支援業については、テレワークを実施した者 の割合は半数近くに及んだのに対して、業務の中心が対人サービスである医療・福祉・保 育関係については1割弱であった。雇用形態別に見ると、正規雇用ではテレワークを実施した者の割合は4割強であったのに対して、非正規雇用では2割弱であった。

 

テレワーク(在宅勤務)のデメリットとして感じること(従業員調査)

 【問題】下記の~⑮の中で、テレワークのデメリット上位3つを上げてください。

同僚や部下とのコミュニケーションがとりにくい

②上司とのコミュニケーションがとりにくい

③在宅勤務での可能な業務が限られる

④ОA機器(モニター、プリント等)が揃っていない

⑤仕事と仕事以外の時間の切り分けが難しい

⑥家族がいるときに、仕事に集中しづらい

⑦作業する場所の作業環境(明るさ、室温・湿度、机等)が整っていない

WEB会議において会議参加者の意志疎通が図りにくい

⑨仕事の生産性・効率性が低下する

⑩在宅勤務に関わる手続きや報告などが面倒

⑪顧客との打合せをすることが難しい

⑫自宅や外出先のインターネット環境がよくない

⑬孤独感や疎外感を感じる

⑭オフィス勤務時よりも勤怠管理や業務の進捗確認が難しい

⑮仕事に集中できる空間がない

 

【解答】

上記の順番通り。

コミュニケーションに不充足感を持っている従業員が多いことがデーターから調査から読み取れます。