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ピンポイント学習+詰込学習

社労士 学習法 積上学習

学習法の話をしていきます。

本試験まで2カ月を切った時期になると気持ちばかり焦りますが、受験生皆さん同じです。

 

ドンと構えてコツコツと淡々と社労士合格に向けて勉強するだけです。

 

それでは進めていきます。

表題に記載しているように、学習には大きく3つに区分することが出来ます。

 

まず、[積上学習]。

これは、学習初期の方法です。

ページの最初から、理解しながら1ページずつ内容を確認していきます。

条文を確認したり、具体例を見ながら全体像を把握して、大まかに理解しながらページを進めていきます。

 

[積上学習]をしながら、過去問や問題集を確認することにより、さらに内容を理解しながら法律ごとに学習を進めていきます。

 

社労士の試験科目は、学習する範囲が広く、1回テキストを勉強した程度では、全然ダメで繰り返し学習をしていく必要があります。

 

1度理解しても、時間が経てば、理解した箇所も忘れてしまいます。

 

学習初期の積上学習は、余り細かい箇所までやり出すと前に進まないし、何より長続きしません。

 

とにかく、大雑把に最後のページまで完了することが重要です。

 

 

社労士 学習法 ピンポイント学習

次に、[ピンポイント学習]

[ピンポイント学習]は、一通り学習が終わった本試験2,3カ月前の学習方法です。

 

[ピンポイント学習]のポイントは、最重要項目を学習するということです。

 

例えば、健康保険法の高額療養費に関しては、毎年出題されています。

内容が難しいところもあるので、とっつき難い項目ですが、社会保険労務士に合格するためには避けて通ることはできません。

 

[積上学習]は、1ページ目から積み上げて学習をしていきますが、[ピンポイント学習]では、最重要項目を攻めていきます。

 

 

好き嫌いに関わらず、順番を無視して、ピンポイントで本試験に出題される可能性が高い箇所から攻め落としていきます。

 

れを積み上げていくと相当な力になります。

即戦力になります。

 

 

社労士 学習法 詰込学習

最後に[詰込学習]。

これは、ひたすら暗記です。

数字、定義、要件等々をひたすら詰め込みます。

 

最終的には、「数字を正確に覚えていなかったために点が取れなかった。」ということがないように正確に、正確に、繰り返し、繰り返し暗記をしていきます。

 

ただ、これも闇雲に詰込のではなく、ピンポイント学習をした箇所を中心に進めていく方が、効率よく学習ができます。

 

 

繰り返しになりますが、本試験まで1、2カ月の段階では、労働基準法や労働者災害補償保険法、健康保険法と大きな枠組をはずして、出題の確立が高い箇所に的を絞ってピンポイントで学習をし、数字や要件、定義を詰め込んでいく学習が有効です。

 

[ピンポイント学習]の注意点は、出題頻度が高く重要な箇所なので余計に「完璧に理解する」ことが必要と思いがちですが、理解できなければ割り切ることも必要です。

他にもやることは山ほどあります。

 

理解できなければ、理解できないなりに数字や要件を完璧に覚えます。

 

例えば、繰り返しになりますが、健康保険法の「高額療養費」。

 

高額療養費の内容を理解できなくても必要以上に時間を掛けずに、時間を区切りながら、「数字や要件だけは完璧に覚える。そして、覚えた。」という段階にしていきます。

 

最後になりますが、[ピンポイント学習]と[詰込学習]をセットにして、スピード感を持って学習を進めていきます。

 

そして、それを繰り返していけば、1点、2点と得点を積み上げることが可能になります。