平成27年度 就労条件総合調査(平成27年10月15日発表)

 

平成 27 年就労条件総合調査の概況が発表されました。

大きく3つのグループで発表されています。

労働時間制度

(1) 所定労働時間

(2) 週休制

(3) 年間休日総数

(4) 年次有給休暇

(5) 変形労働時間制

(6) みなし労働時間制

 

●定年制等

(1) 定年制

(2) 一律定年制における定年年齢の状況

(3) 一律定年制における定年後の措置

 

●賃金制度

(1) 時間外労働の割増賃金率

(2) 1か月 60 時間を超える時間外労働に係る

割増賃金率及び代替休暇制度

(3) 諸手当

 

上記の順番に数回に分けて掲載していきます。

 

今回は、(1) 所定労働時間と(2)週休制

 

(1)所定労働時間

☑1日の所定労働時間は、1企業平均7時間 45 分、労働者1人平均 7 時間45 分となっている。

 

☑週所定労働時間は、1企業平均 39 時間 26 分、労働者1人平均39 時間 03 分となっている。

 

☑週所定労働時間の1企業平均を企業規模別にみると、1,000 人以上が 38 時間 58 分、300999人が 39 時間 02 分、100299 人が 39 時間 20 分、3099 人が 39 時間 30 分となっている。

 

☑産業別にみると、金融業,保険業が 38 時間 00 分で最も短く、宿泊業,飲食サービス業が 40 時間 17分で最も長くなっている。

 

(2)週休制

☑主な週休制の形態をみると、「何らかの週休2日制」を採用している企業割合は 85.2%。



☑「完全週休2日制」を採用している企業割合は、50.7%。


☑これを企業規模別にみると、1,000 人以上が 69.3%、300999 人が 59.5%、100299 人が 54.1%、3099 人が 48.3となっている。


☑産業別にみると、金融業,保険業が 91.2%で最も高く、鉱業,採石業,砂利採取業22.6%で最も低くなっている。


☑週休制の形態別適用労働者割合をみると

「何らかの週休2日制」が適用されている労働者割合は 85.2%、

「完全週休2日制」が適用されている労働者割合は 61.1%となっている。